ドメーヌ・ドゥ・バロナーク

ピーロートさん主催、ドメーヌ・ドゥ・バロナーク支配人のヴァンサン・モンティゴさんが来場されてのテイスティング&レクチャー+商談会(東京アメリカンクラブ 9月12日)。
バロン・フィリップ・ロートシルト海外ジョイント第3章は南仏ラングドック編。
先日はラフィットをやめてラングドックに新天地を求めたエリックさんのシャトー・ダングレスで、今回は、こちら。ボルドーの名門とラングドック・ルーション。
バロネス・フィリピーヌ・ドゥ・ロートシルトと彼女の二人の息子が購入した17世紀から存在していた古い敷地、というストーリーも悪くない。

シャトー・ムートン・ロートシルト、オーパス・ワン、アルマヴィーヴァと同じような収穫法にはじまり…というモンティゴさんのレクチャーは刺激的。そのお話の中で、もっともテイスティングした感想を裏付けてくれたのが、温暖で乾燥した地中海の風と、ピレネーの冷涼な空気というAOCリムー・ルージュという場所。

 

セパージュ二も現れる地中海のぶどうとその豊かさ、ボルドーのぶどうとそのスタイルの見事な融合。この日教わったことと、僕自身の感想は…白金高輪14、10月、いや下手したら9月に緊急開催の、バロナーク6,7,8+10の垂直会で(発注完了)

モンティゴさんのお人柄にも感銘。「名門」を鼻にかけないやわらかな物腰と静かな饒舌。お忙しい所引き留めてしまって恐縮です。

この日はその他にも豪華ラインアップ。
ムートン07,08
シャサーニュ・モンラッシェ、サンテミリオン、コート・ド・ブライ(旧称)、シャトーヌフ・デュ・パプ。