summer sparkling moment

明るかったテラスに陽が落ちはじめる。ビーチの嬌声が少しずつ大人びて、夕暮れから夜へ。風も少しだけ涼しさを運びはじめる。変わって少しずつテラスに素敵な熱がこもりはじめる。明るい笑い声、蒸気した笑顔。飾らないけれどおしゃれにまとめたサマーファッション。その一連の流れに、シャンドンのサマーボトルと、上質な爽快感がよく似あう。

ほろ酔い加減でシャンドンのブランドマネージャーさんと会話。
「シャンパーニュだけのWEBマガジンをやっているの!?それは、素敵だわ!」
「ありがとう(ニッコリ)。でも、今日のこの雰囲気は…スパークリングワインじゃないと!」
「そう!シャンドンがぴったりですよね!」

その通りだと思った。
そもそも、シャンパーニュと呼べるものはなにか?という厳格な決まりはあるけれど、シャンパーニュとスパークリングワイン使い分けに厳密な教科書なんていうのがあるとは思わない。教科書を探さなくても、自分なりに、シャンパーニュとスパークリングワインが登場する場面を、使い分けられればいい。そうすればもっと、もっと泡がつくる幸せな世界は広がる。

その中でも、シャンドンだ。シャンパーニュの最大手であるモエ・エ・シャンドンがオーストラリアで展開するスパークリングワイン・ブランド。こうしたシャンパーニュメゾンの海外展開では、ルイ・ロデレール×カリフォルニアなどがあるし、カバの世界ではフレシネ×メキシコなどもある。大手メゾンのあくなき成長戦略という企業経営的な視点もあるのだろうけれど、僕らが歓迎すべきは、そこから生まれる「新しいエキゾティック」だ。

気軽さ、というのはスパークリングワインの喜びの一つではあるけれど、その、気軽さにもいくつかの段階だったり、場面だったりはある。海の家とビーチハウスというのは単に言葉遊びではない。夏の爽やかで少しお洒落なアドベンチャー。悪戯心と冒険心を優しく、楽しく駆り立ててくれる上質なスパークリングワイン。自分も一時期地元だったこの場所の、この夏には、よく似合っていた。
日本の夏、いろいろな場所でいろいろなスパークリングワイン/シャンパンが、幸せな時間と想い出を広げていけることを願って…もう1杯。


「CHANDON SUMMER VIP LOUNGE(シャンドン サマー VIP ラウンジ)」

会場/Jetstar on the Beach by Quick Silver×CITABRIA 内

展開期間/~2014年8月31日(日)

営業時間/8:00~22:00(21:00L.O.)

定休日/不定休

Tel./0467-38-8990